ススキノに集まったブログ仲間・・・
ひょんなことから穴釣りとスキーシューの話になった・・・
「スキーシューで秘境に行き、ヒメマスの穴釣りをして美味しく頂こう。」
夜も明けきれぬ朝4時、雪に閉ざされた林道をヘッデンの灯りで進む三人。
星がキレイに出てるので天気は心配ないだろう。
GPSで開拓したルートで一番ゆるい斜面で湖に降りる。夏でもここに到達する道は無い。
日の出前のこの時間帯から極寒タイムが始まる。穴をあけたら防寒着を重ね着する。
ここまでは汗をかきながらやって来ました。
マイナス10℃以上は確実にある中での穴釣りスタート!
液体は全て凍る世界・・・コーヒーやカップ麺のお湯は全て湖の水でまかないます。
お日様が出れば暖かく感じます。狂ったように釣り上げるa-bar氏。
釣ったそばから急速冷凍!ワカサギより大きい15cm位の幅広サイズのヒメマスが
ほとんどですが、私の竿には35cm位のニジマスも掛かりました。(即リリース!)
しかし、素晴らしいロケーション!寒さを我慢しても見たかった風景。
あまり穴釣りをしない私にも山の幸が沢山手に入りました。(50匹)
10時頃カップうどんとズボンのポケットに入れておいたオニギリをお腹に収め帰り支度。
(そうしないとオニギリも簡単に凍ります。)
釣った魚は冷凍状態のままありがたく頂戴致します。
この時期だから来れる原始の森・・・。
素晴らしい体験でした。
さてはて、そのまま「タンタカ野営場」に集合!今回のガイド、やまも氏のヒメマス料理を
食す会が始まります。
板長やまも氏の鮮やかな包丁さばき!
そして見事な手さばきで握ります!(酢飯の加減もプロなみ!)
「へい!おまち!」 と出された握りは鮮やかな艶の姫鱒(チップ)の握り!
淡水魚特有の臭みなどみじんも無く、口の中に広がる甘み・・・。
かみさんは普段刺身や寿司などを好まないのですが、「美味い」を連発!
バクバク食べてましたよ。
しかし、板長に指示しないと無限に握り続けそうなので(何カン食べたか覚えてません。)
「板長!天ぷら喰いたい!」 と叫ぶ!
「あいよ!」と今度は天ぷらを揚げる板長やまも氏。
皮付きのままだったんで生臭さはどうなんだろうと恐る恐る食べると・・
衣サクッと中ふんわりで生臭さゼロ!あっけにとられ「美味い」を連発しながら食べました。
楽しい釣行や美味しい料理の話をツマミに呑みましたが疲れた為早々に就寝。
さて・・・「スキーシュー」てなんぞや?と思ってた人もいるはず。
秀岳荘オリジナル「スキーシュー」
メーカーはブルーモリス、洒落た名前は所在地が青森だからの語源。
購入したのはシールが面積が大きい方です。歩くことを意識したタイプ。
同じ色しかなかったんでa-barさんのと区別する為、MSRのシールはおふざけ。(笑)
a-barさんと意見が一致したのは今履いている「ソレル」の重み。
秀岳荘の二階を覗くと軽量防寒靴の軽さにびっくり!
ちょうど私のサイズに合う「MERRELL」の靴を特価で購入。
しかし、動いてるときはいいのですがスキーを脱ぎ極寒の地でしばらくすると足が凍る
思いをしました。汗を吸った靴下が凍りついたみたいですが、日が出ると解消されました。
乾いた靴下に履き替える必要があるみたいです。一方少し高い靴を買ったa-bar氏は
全く寒さ知らず・・・。(ケチらなきゃ良かった!)
釣行に行く道のり、三人の意見は一致・・・
「もう、スノーシューなんか履けないな・・・。」
すり足の様に進めるスキーシューはスノーシューの比では無く疲れが半減出来ます。
足を上げなくてもいいとういのはこんなに楽なのかと実感しました。
帰りは汗が出ないようにゆっくり進み周りの景色を堪能できました。
これからスノーシューを検討している方、スノーシューに疲れを感じる方、
これは楽しいですよ!
ロクの散歩より自分が散歩したい気分で出かけてます!
是非、お試しあれ!
http://www.youtube.com/watch?v=EtRPT57Oarw
(秀岳荘 動画サイト)
「オラにもヒメマス喰わしてケロ!」