2012年04月15日
羆撃ち 文庫版。
やっと文庫になりました。

「羆撃ち。」 久保俊治 著 小学館文庫 669円
私が読んだ中で最高傑作と太鼓判を押す作品。
文庫化になりお求め易くなり、キャンプに持ち出しやすくなりました。
是非、まだ読んで無い方は一読下さい。
北海道を舞台にした猟師と猟犬フチとのドキュメンタリー。
野生動物との壮絶なる追撃戦。獲物を生活の糧にするということ。
森の音が聞こえてきそうになる描写。
フチとの別れ・・・。
野営や焚き火、犬が好きな方必見です!
後半は涙が止まらないのでタオルを用意して下さい。
PS 小学館文庫自体の出版数が少ないので探し難いと思います。
取り寄せした方が早いかもしれません。

「羆撃ち。」 久保俊治 著 小学館文庫 669円
私が読んだ中で最高傑作と太鼓判を押す作品。
文庫化になりお求め易くなり、キャンプに持ち出しやすくなりました。
是非、まだ読んで無い方は一読下さい。
北海道を舞台にした猟師と猟犬フチとのドキュメンタリー。
野生動物との壮絶なる追撃戦。獲物を生活の糧にするということ。
森の音が聞こえてきそうになる描写。
フチとの別れ・・・。
野営や焚き火、犬が好きな方必見です!
後半は涙が止まらないのでタオルを用意して下さい。
PS 小学館文庫自体の出版数が少ないので探し難いと思います。
取り寄せした方が早いかもしれません。
2010年08月19日
読書の夜、その二。
ブヨにやられました・・・。
私とキャンプしたことある人は知ってると思いますが
虫に刺されない体質だと思ってました・・・。
キャンプ場では無く、ロクの散歩中にです。
面白いので、観察しました。
ブヨには毒があるらしく、体中に痒みが出てきます。刺された箇所は
一か所なんですが 知らず知らずに掻いてしまいます。
ジンマシンのように痒みの箇所がポッチと出て来て
掻いてしまい虫さされのようになります。
みなさんが10か所刺されたとか30か所刺されたと言っているのは
気のせいで自分で傷口を作ってるみたいです・・・。
みなさまもお気をつけ下さい・・・。
さっ!こんな本見つけました!

三栄書房の「GO OUT」の別冊で「THE CAMP STYLE BOOK」
変態テント目白押しです!(笑)
しかし、変態キャンパーでは無く、オサレキャンパーばかりです。
「おしゃれキャンパー達のテントサイトに学ぶ・・・」
が副題です。
みなさん、昔からキャンプしたとは見えない人ばかりです。
まずは道具からこだわる方々みたいです。
いい時代ですね~。面白く参考になりますよ。
どんどん変態テントを紹介して欲しいですね。
そして、もう一冊。
「人間の証明」や「野生の証明」でおなじみの森村誠一 著
小学館文庫から出ています、
「笹の墓標」
このタイトルを聞いて「えっ!」と思った人、エライです。

舞台はなんと「朱鞠内湖」です!
まだ、読んでないんで何とも言えませんが、強制労働の記憶をひきずった
ミステリーみたいです。
朱鞠内湖で読もうかな~。(笑)
2010年07月29日
読書の夜。
殺人的な暑さの東京から戻りました・・・。
風邪ひいてましたが、汗が出たせいかもう少しで治りそうです。
ブログ繋がりのお友達では今、「川下り」がブームです。
完全に出遅れてますが、私もやりたい・・・。

今月号は北海道のリバーツーリング特集!
カヌー軍団には必須の本ですね。
秀岳荘のお世話になった鳥海さんも写真入りで登場してます。
みなさん、もう読みました?(笑)
本繋がりでもう一冊・・・。

財界さっぽろ社から出ている 「HO」。
隠れ喫茶や蕎麦屋、定食屋など北海道に点在するお店を紹介してます。
今月号は漁村や海辺のお店特集。美味しそうな定食がてんこ盛り!
私はこれを見てわざわざ赴くことは無いですが、遠出する時、車に積んどけば
美味しいお昼をいただけるかも?
2010年02月09日
犯人は誰だ!
先日、東京でお高い本を買いました・・・。

サバイバルシリーズ第三弾!この人・・・どMです。(爆)
なんとお値段、税込2520円。非常に迷いましたが購入・・・。
きっと役立つ知識を学べるだろうと・・・。
まだ10ページほどしか読んでません。
昨日夜、事件を知らせる一報が私の携帯に!
急ぎ帰ると・・・そこには!

表紙は取って読む癖なんで表紙だけ助かりました・・・。
いったい、誰がこんなひどいことを!
密室の謎・・・。 密室・・・?
ニュース速報!
重要参考人を任意同行し西署で
取り調べ中です。
なお、参考人は黙秘を続けて
おり引き続き事情を聞いております。

「し、知らないワン・・・。」
2009年10月25日
「星守る犬」
今回は本の紹介です。漫画です。
泣きました・・・。
悲しく切なく、人ごとでは無い話です。

現代版「フランダースの犬」でもあり「ハチ公」でもあります。
何もかも失った持病をかかえる「お父さん」と愛犬「ハッピー」は
車で旅に出ます。終点を目指して・・・。
「お父さん」 の性格から悲壮感なく描かれてますが、考えさせられる
作品です。
是非、働き盛りの男性に読んで欲しいです。
「お父さん」の境遇はまさに我々の「今、そこにある危機。」と思います。
読み終わってから、何か違う方法が無かったのか、どうしてこの道を
選んだのかなど考えましたが答えられる自信がありません。
作者のあとがきに「お父さん」のことを少し不器用で家族や社会の変化に
対応することを面倒くさがったり苦手だったり・・・と記してあります。
自分はどうだろうかと自問自答してしまいます。
可愛い表紙に似つかず「泣いて。」、「考えさせられました。」
2009年09月03日
缶つま
今週も今日まで東京出張・・・。
疲れるな~。
そんな時こんな本を見つけました!少し元気回復!

定番の缶詰をひと工夫加え、「酒のつまみ」(オカズとしても十分!)の作り方
が書かれています。
最初に出てくる掟が泣かせます。
その一、 誰でも簡単にできる男のつまみ料理であること!
その二、 時間や手間をかけず、ささっとつくること!
その三、 うま味の素、缶汁を最大限に活かすべし!
その四、 特別な食材ではなく、身近な素材とのコンビネーションが身上!
その五、 シンプルに、でも遊び心を持って味の冒険を楽しむべし!
う~ん、その通り!
温めたサバの味噌煮にバターを乗せるだけ・・・
想像出来ない味だが味噌ラーメンにバターって特に違和感ないよな~?
なんかイケそうな味ですね~。
ちなみにこの本に書いてありましたが、缶詰はやはりナポレオンの命によって
作られ、日本では1871年に長崎で「イワシの油漬け」が初の缶詰だそうで、
商業的に生産されたのは1877年の10月10日に北海道の石狩缶詰め製作所
が作った「さけ缶」と記されてます。よって10月10日は「缶詰の日」だそうです。
知ってました?
今週末の美笛で作ってみっかな~。
あっそうそう土曜から美笛に居ますんでお暇な方は是非!
2009年07月12日
心揺さぶる物語。
荒れ放題の庭を眺めつつ、「今週はキャンプを休み雑用だな。」と思い
珍しく出張の無い週末の夕暮れ、気になっていた本を書店で手に取り
パラパラめくると、目に飛び込んだ描写にたまらずレジに並んでしまった。
「羆撃ち。」 久保俊治著、小学館。
ここ15年以上買ったこと無い単行本で税抜きで1700円もする。
しかし本を鷲掴みし反射的に買ってしまった。
標津在住の方が書いたドキュメントです。

父親の影響で小さい時から猟に出て、知識と知恵を付けた若者が二十歳と同時に
猟で生計を立てる為、山に入り羆や鹿を追う。
その山での描写や野営、食事の様子はプロの作家を思わすくらいです。
前のめりにはまって行きます。
手負いの獲物を極寒の中、ビバークしながら追跡しとどめを刺す。
命がけの追跡で。
命を奪うだけでは無く、命を無駄にさせずに恩恵をうける為に。
そしてその肉は自分を生かす血とする為に。
とにかくこの方の独特な表現方法は読む者を虜にします。
実際、私も雑音の聞こえるリビングでは無く、キャンカーの中に引きこもり
読みました。
特に私のブログに訪れてくれる方が読めば、森の中や川の音、焚き火の
はぜる音が、聞こえたような錯覚を感じると思います。
飯盒を使った食事風景が数多く出て来ます。無性に焚き火で
飯盒飯を炊きたくなりました。
そしてアイヌ犬「フチ」との出会い。
猟犬としての訓練方法、実際の猟の話も克明に描かれてます。
やがて訪れる最後のビバーク。
病魔に侵された「フチ」が最後にとった主人への行動は涙が止まらず
読める状態では無くなりました。
この作者、いったいどんな人なんだろう・・・ページをめくるたび想像
していました。
最後の最後に昔テレビで見た、ドキュメンタリー番組
「大草原の少女みゆきちゃん」のお父さんだったことが分かり
びっくりしました。
前回、紹介したDVD「狩人と犬」の日本版と言ってもおかしくありません。
山の中でのビバークや生活術がふんだんに描かれ、いざという時に役立つ
かも知れない知恵が沢山あります。
家では無く、キャンプの時にお勧めな貴重な本です。
と言う訳で今日のお昼は飯盒飯でした。


さんまの味噌煮なる物を初めて食べました。激ウマでした。
珍しく出張の無い週末の夕暮れ、気になっていた本を書店で手に取り
パラパラめくると、目に飛び込んだ描写にたまらずレジに並んでしまった。
「羆撃ち。」 久保俊治著、小学館。
ここ15年以上買ったこと無い単行本で税抜きで1700円もする。
しかし本を鷲掴みし反射的に買ってしまった。
標津在住の方が書いたドキュメントです。

父親の影響で小さい時から猟に出て、知識と知恵を付けた若者が二十歳と同時に
猟で生計を立てる為、山に入り羆や鹿を追う。
その山での描写や野営、食事の様子はプロの作家を思わすくらいです。
前のめりにはまって行きます。
手負いの獲物を極寒の中、ビバークしながら追跡しとどめを刺す。
命がけの追跡で。
命を奪うだけでは無く、命を無駄にさせずに恩恵をうける為に。
そしてその肉は自分を生かす血とする為に。
とにかくこの方の独特な表現方法は読む者を虜にします。
実際、私も雑音の聞こえるリビングでは無く、キャンカーの中に引きこもり
読みました。
特に私のブログに訪れてくれる方が読めば、森の中や川の音、焚き火の
はぜる音が、聞こえたような錯覚を感じると思います。
飯盒を使った食事風景が数多く出て来ます。無性に焚き火で
飯盒飯を炊きたくなりました。
そしてアイヌ犬「フチ」との出会い。
猟犬としての訓練方法、実際の猟の話も克明に描かれてます。
やがて訪れる最後のビバーク。
病魔に侵された「フチ」が最後にとった主人への行動は涙が止まらず
読める状態では無くなりました。
この作者、いったいどんな人なんだろう・・・ページをめくるたび想像
していました。
最後の最後に昔テレビで見た、ドキュメンタリー番組
「大草原の少女みゆきちゃん」のお父さんだったことが分かり
びっくりしました。
前回、紹介したDVD「狩人と犬」の日本版と言ってもおかしくありません。
山の中でのビバークや生活術がふんだんに描かれ、いざという時に役立つ
かも知れない知恵が沢山あります。
家では無く、キャンプの時にお勧めな貴重な本です。
と言う訳で今日のお昼は飯盒飯でした。


さんまの味噌煮なる物を初めて食べました。激ウマでした。
2009年01月02日
幻の雑誌、ライズ。
北海道キャンピングガイド(ギミック社)・・・。
道民キャンパーの常備品とも言えるキャンプ場ガイド。
この前身が雑誌ライズです。

なぜ幻か?
それは内容が濃すぎて次の号が出るのが半年後、2年後とまったく
分からない雑誌でした。
北海道で生まれたアウトドア雑誌としては最高傑作と私は思います。
編集長の長野氏は相当にこだわりが強く、手抜きは絶対許さず
そのこだわりから相当、部下の方々が苦労したらしいです。
当時一冊1500円の雑誌はかなりの無謀な賭けだったと思います。
しかし内容は、釣り 自然 バイク 登山 環境汚染などなど
地元北海道から海外まで、一巻目で「こんなに内容が凄くて次号は
大丈夫かな?」と思うほど・・・。
やがて転機が。 編集長がデスクで倒れそのまま帰らぬ人に。
後を継いだ人たちが残りの2号を作りますが全6号で止まったままです。
路線をキャンプ場ガイドという形にして今にいたってます。
現在札幌の秀岳荘の白石店、3階のスノーピークコーナーで4~6巻が
手に入ると思います。
この本との出会いは創刊されるずっと前、中標津の開陽台で
ツーリングライダーの持ち物調査の取材を受けた時です。
変わり種だったんで一番最初に取材を受けました。
(創刊号には 恥ずかしながら載ってます・・・。)

(その日の開陽台です。ツーリングライダーの聖地でした。日本中から
集まったテント村です。約20年前の映像です。ここはキャンプ場では
ありません。)
先程、北海道での最高傑作と言いましたが訂正です。「日本で生まれた」
です。
その内容、写真、企画、どれをとっても唸ります!
9年で6冊!普通の採算ベースでは考えられません・・・。
今、このライズに参加した人が「釣道楽」という雑誌を作り3巻目
に入った所です。
道内の雑誌もなかなかやりますよ・・・!
ライズとは魚が跳ねた時に出来る波紋の意味です。
(まだ2巻からライズ編集部にバックナンバーが少量あるそうです。)
たぶん、たぶんですよ。「水曜どうでしょう」の嬉野さんの奥さん
らしき人の若い頃もこの創刊号に特集として出ています。
水曜どうでしょうを知らない人はスルーして下さい・・・。(笑
キャンピングガイド2003年度のチミケップ湖では我が家の
サイトが写真に撮られ出ています。縁がありますね~。
大掃除の際、久し振りに見てたら懐かしくなり
新年早々UPして見ました。
道民キャンパーの常備品とも言えるキャンプ場ガイド。
この前身が雑誌ライズです。

なぜ幻か?
それは内容が濃すぎて次の号が出るのが半年後、2年後とまったく
分からない雑誌でした。
北海道で生まれたアウトドア雑誌としては最高傑作と私は思います。
編集長の長野氏は相当にこだわりが強く、手抜きは絶対許さず
そのこだわりから相当、部下の方々が苦労したらしいです。
当時一冊1500円の雑誌はかなりの無謀な賭けだったと思います。
しかし内容は、釣り 自然 バイク 登山 環境汚染などなど
地元北海道から海外まで、一巻目で「こんなに内容が凄くて次号は
大丈夫かな?」と思うほど・・・。
やがて転機が。 編集長がデスクで倒れそのまま帰らぬ人に。
後を継いだ人たちが残りの2号を作りますが全6号で止まったままです。
路線をキャンプ場ガイドという形にして今にいたってます。
現在札幌の秀岳荘の白石店、3階のスノーピークコーナーで4~6巻が
手に入ると思います。
この本との出会いは創刊されるずっと前、中標津の開陽台で
ツーリングライダーの持ち物調査の取材を受けた時です。
変わり種だったんで一番最初に取材を受けました。
(創刊号には 恥ずかしながら載ってます・・・。)

(その日の開陽台です。ツーリングライダーの聖地でした。日本中から
集まったテント村です。約20年前の映像です。ここはキャンプ場では
ありません。)
先程、北海道での最高傑作と言いましたが訂正です。「日本で生まれた」
です。
その内容、写真、企画、どれをとっても唸ります!
9年で6冊!普通の採算ベースでは考えられません・・・。
今、このライズに参加した人が「釣道楽」という雑誌を作り3巻目
に入った所です。
道内の雑誌もなかなかやりますよ・・・!
ライズとは魚が跳ねた時に出来る波紋の意味です。
(まだ2巻からライズ編集部にバックナンバーが少量あるそうです。)
たぶん、たぶんですよ。「水曜どうでしょう」の嬉野さんの奥さん
らしき人の若い頃もこの創刊号に特集として出ています。
水曜どうでしょうを知らない人はスルーして下さい・・・。(笑
キャンピングガイド2003年度のチミケップ湖では我が家の
サイトが写真に撮られ出ています。縁がありますね~。
大掃除の際、久し振りに見てたら懐かしくなり
新年早々UPして見ました。